企業紹介
1969に甲府で創業を開始した石友では、山梨県でも有数の社内一貫生産体制で生産しています。デザインから製造、販売まで一つの会社で行うため、お客様のアイデアを外部に漏らすことなく販売することができます。さらに、従業員は全ての工程を間近で携わることができるため、スムーズにお客様の提案に沿った商品を作ることができます。この会社では社会の歯車ではなく、従業員一人一人が石友の代表であり一丸となって働くことができるのです。
高齢化が進み、後を継ぐ人材の不足しているジュエリー業界ですが、石友では従業員の育成にも力を入れています。一人前の職人になるには、技術と時間が必要です。そのためにも石友は従業員一人一人が挑戦し、失敗できる環境にあります。そしてお客様の思いがこもったジュエリーをひとつひとつ丁寧に仕上げ、お届けするのが石友の役目でもあります。
石友の特徴の一つとして、ジュエリーのデザインから出庫までを社内で一貫して生産する、社内一貫生産があります。品質、納期、機密保持を最高水準で提供でき、顧客やエンドユーザーに対しても真摯に向き合っています。
企画・デザイン室は石友の心臓部。デザイナーがお客様のご要望をお聞きし、お客様の立場に立った企画・デザインをしていきます。デザインは手書きとadobe Illustratorを使い分けて作成していきます。
スタッフが自身の目と、X線を利用した最新機械によって宝石についた傷が無いか念入りに確認していきます。一つの些細な傷が何万もの価値を落としてしまうため、とても重要な作業となります。
デザイン・企画室から渡されたデザインを基に、CADを使って平面から立体へと起こします。大量生産する場合には特に重要な工程で、高い完成度が求められます。伸ばしたり、叩いて強くし、美しい原型を製作します。
原型を基にワックス型を作り、ジュエリーを鋳造します。異物が混入しないよう材料ごとに分け、真空加圧、遠心分離など、数種類の鋳造機を使い分けています。
素材についた石膏を取り除いた後、プラチナを磨き上げます。職人の技が試される作業で、研磨も経験がある方はここで活かすことができるとともに、さらなる技術力向上に役立ちます。
地金を締めて強固にしたり、石留めをする仕上げ工程です。ここまですべての工程を職人自身が出来るよう日々技術研鑽に励んでいます。
石友ではメッキの工程も社内で行います。普通ジュエリー製造では工程を分業して製造するのですが、すべての工程が社内で行われるため、お客様の情報を漏らすことなく製造・販売することができます。
製造時の最後の工程である検品です。こちらでは製作完了時の検品を行います。
色、キズ、輝き、留め全てを一点一点目視し、クオリティが一定水準以上であるかを確認します。
石友のジュエリーをお客様にお見せする前の最後の工程となる検品です。ジュエリーがきちんとハマっているか、傷はないかなど丁寧にチェックします。人の手と目によるチェックに加えて、地金の成分も確認します。
高水準の製作、厳しい二重検品をクリアした製品のみが出荷されます。
輸送の途中で破損など決してしないよう、細心の注意を払い、一品一品梱包致します。
日常生活に必要でないからこそこだわる、石友のジュエリーへの想いがあります。さらに良いジュエリーを求め、こだわりを打ち出していく雰囲気の中で、お客様の数年後、数十年後経っても穏やかな笑顔が続いていくような商品の製造を目指し、社内一貫生産体制によるお客様の情報の管理、全工程を経験できる従業員全体の技術力の向上を目指しています。
総務人事課から一言
当社は山梨県の地場産業であるジュエリーを製造している会社です。ジュエリーを0から100まで作り上げるまでには多数の人々が関わっており、一つ一つ丁寧な作業から最高品質の商品を作り上げ、お客様へお届けしています。当社で作られているジュエリーは、購入者の手元に届き、身に着けていただいた時に、「幸せな気持ちにさせることができる」ものであると自負しております。そういった「人を幸せな気持ちにすることができる」仕事を一緒にしてみませんか?是非ご応募をお待ちしております。
宮沢知明